バルデスなんデス
詞・曲:スージー鈴木
さて、前作『ミ・ナ・ミ・ム・レ』から一ヶ月以上経ってしまいました。たいへん申し訳ありません。で、今回は、南米系助っ人外国人の歌を作ってみました。
あれは5年ほど前でしょうか。福岡に住んでいるホークスファンの男の子(当時小学生低学年)とのバカ話の中で、「バルデス、バルデスです、バルデスですです、さて日本語としておかしいのはどれ?」なんて下らないクイズを出して盛り上がったことがあったのです。
また、ちょうど(メルビン)ニエベスから(ペドロ)バルデスにホークスの野手外国人が変わった頃で、「ニエベスとバルデスとヘルペス、さて、ホークスの選手じゃないのは、どれ?」なんて、さらに下らないクイズもあったのですよ。
で、最近ふと、この二つの「クイズ」を思い出したのです。そして、これで一曲できないかとひらめいたのです。
「バルデス、バルデスです、バルデスですです…このですます調は、まさにはっぴいえんどだな」
「バルデス、ニエベス、ガルベス、バルガス…うむ、いろんな南米系選手の名前にも展開できるな。ひいてはヘルペスにまで広げられる」
で、できたのがこんな曲です。こちとら、はっぴいえんどは青春時代に死ぬほど聴いてたので、パロディ的な作曲するのに苦労はしません。ただ、野球といえば大滝氏につながっていくはずなのに、なぜか細野系の作りになりました。
この「野球音楽の殿堂」史上、はじめて楽譜を書いて、ていねいに作ってみました(っていうか、今まで書いてなかったんか?)。録音も今回は丁寧です。なんと二時間半。新記録です(今までは一時間以内。おいおい)。
というわけで、はっぴいえんど『風街ろまん』発、福岡経由、南米行き。聴いてみてください。
♪スージー鈴木(左投右打)
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