インターネット時代を迎え野球を多次元から取り扱ったサイトを数多く見かけるようになり、またこれらのサイト運営者や訪問者の繋がりによって野球を楽しむ新しいコミュニティの創立、交流が数多く生まれました。

これらは1990年代中盤に至るまでのコミュニケーション手段では考えられない事であり、インターネットによって最も恩恵を受けたのがこうしたマイノリティ的好事者ではないでしょうか？

プロ野球の特定のチームや人気選手だけではなく、二軍のベテラン選手とか地方の大学野球リーグの話、野球場の芝生の種類、球場グルメなどで盛り上がれるなど本来世間一般において摩擦係数の高い嗜好者にとってインターネット技術は摩擦係数の低いコミュニティ創成に大いに貢献したと言えるでしょう。

またインターネット技術は距離コストと探索コストを低減し、さらに話題となっているWeb2.0の存在は、発信者と受信者を分け隔てていた壁を一気に崩しました。
それは既存メディアの存在を大きく揺るがす革新的な出来事であると思います。

しかし玉石混合の時代を迎え、もう一度野球マイスターとしての情報発信、あるいは純度の高いコミュニケーションを求めて今回 「野球浴」をスタートさせました。
「野球浴」は野球をベースとした「新しい文化の創成」を図りたいと考えています。
それは「音楽」であり「グッズ」であり「グルメ」であり「野球妄想遊び」です。
スポーツマンシップという既成概念にとらわれず、多次元から野球の魅力を切り取り抜き出し楽しむサイトづくりをして行きたいと考えます。

どうかひとつお手すきの時に楽しんで貰えたらと思います。
あとジョークの数々にはあまり目くじら立てないようにお願いします。
冗談の1つもなかなか言えない時代、こういう場所があっても良いでしょう？