野球の国
詞・曲:スージー鈴木
あけましておめでとうございます。ちょっとごぶさたしましたが、新曲です。今回もバラードです。それも今回はマジ系の歌詞です。
そもそもは、ふとしたときに2004年の球界再編問題のことを思い出したわけです。あのときは不安だったなぁ、熱くなったなぁと。千葉ロッテファンの私としては、福岡ダイエー(当時)と合併して「福岡ダイエーMホークス」(横浜Fマリノスみたいに)になったらやだなぁと考えてました。
次に。奥田英朗という人のこと。私はぜんぜん知らなかった小説家の方なのですが、この方が『NUMBER』誌(06年11月16号)に書いたコラムが最高に良かった。中日ファンの視点から日ハム優勝を皮肉っぽく祝う内容(「中日ファンの溜め息・揺れる札幌ドームで」)。で、この人はすごいと思い、検索してみれば、野球関連の文庫本がある。タイトルは「野球の国」。
「野球の国」。ええやん!
そして、最後はちょっとシビアな話になりますが、例の「美しい国」とか「愛国心」とかの問題。なんだかうさんくさいなーと思いまして。
そこで、「美しい国」とか言うよりも、「野球の国」のほうがいいな。そういえば球界再編のときに、選手会(とそれを支援した私)がギリギリのところで守ったのは「野球の国」という一種の「国家」だったんじゃないか、と気づいたわけです。
長くなりましたが、というわけで、ちょっと時間がなくって(言い訳)、ピアノ一本の伴奏で、ボーカルも一発録りとなります。歌の音程の不安定さはご容赦ください(ま、何度も練習したとしても私の音程はこんなもんですが)。
はじめてですが歌詞も載せておきます。ギターソロでは前作『どっちやねん』が再登場します。
では、今年も野球音楽の殿堂にようこそ。It's Just Rock'n Ball!
♪スージー鈴木(左投右打)
♪スージー鈴木(左投右打)
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