2011年の桜

作詞・作曲：スージー鈴木

　地震、津波、放射能、世の中の不安、球界の混乱。対してサッカー界の毅然とした立ち居振る舞い。日本という国における野球というスポーツ、野球ファンという存在が、試されている感じがします。

　いまのところはちょっとアゲインストです。ずりずりと後退を余儀なくされています。一部の人々は「野球はもう駄目なんじゃないか」と弱音を吐く始末。

　それでも春はやってくる。桜（はな）に嵐のたとえもあるぞ。ベースボールだけが人生だ。ニッポンプロ野球をなめんなよ。

　3年前に作った「桜」という曲の歌詞を少しだけ変えて、限界までシンプルなアレンジで歌ってみました。

♪スージー鈴木（左投右打）

2011年の桜

作詞・作曲：スージー鈴木


花吹雪 高い空
ぼくらはまた出会う
長い冬 乗り越えて
ここへやってきた

灯りが消えた街角で
想いをこめて
遠い夢 東北の地に
届きますように

桜が咲きみだれてる
僕らはいま歩きだす
桜の風に吹かれて
野球の国へ
いま 春は来たりぬ

春の夢 夏のときめき
秋のよろこび
冬を耐え 待ちつづけてた
季節の中へ

季節の中へ！

桜が空にひろがり
怪しい風も蹴散らす
桜に誘われるまま
野球の国へ
いま 春は来たりぬ

桜が咲きみだれてる
僕らはいま歩きだす
桜の風に吹かれて
野球の国へ
いま 春は来たりぬ
いま 春は来たりぬ