ファンキーミンチーベニー
作詞・作曲:スージー鈴木
日本で、いや世界でいちばんロックンロールの演奏が上手いバンドとして、キャロルを挙げたいと思います。いや、これはネタでは無くって、心からそう思うのです。特に日比谷野音における解散コンサート(1975年4月13日)における『グッド・オールドR&R』はすごいです。少なくともビートルズやローリング・ストーンズよりもぜんぜん上手い。
てなわけで、スージー鈴木は矢沢永吉ファンでもありますが、それ以上にキャロル・ファンでありまして、今回はキャロル風ロックンロールを。ただし録音直前にベースの弦が切れてしまいましたので、アコースティック・セットのキャロルという、なんだか妙な音になりました。
で、スージー鈴木はキャロル以上にマリーンズ・ファンでございまして、タイトルのように、マリーンズに在籍した助っ人ガイジンの名前を織り込んで作ってみました。
・ネイサン・ミンチー(千葉ロッテ在籍2001〜2004):「山本マリーンズ」時代に黒木と並んでエースの座に君臨。とにかく投球間隔が短くサクサク投げていたのが印象的。
・ベニー・アグバヤニ(2004〜):ハワイ出身の別名ハワイアン・パンチ。1死満塁で外角の変化球を打ちそこねショートゴロ・ダブルプレーにするのが得意技。
・ブライアン・シコースキー(2001〜2003,2008〜):とても珍しい出戻り助っ人。とにかくいつもイライラしている。「シコースキー」という名前は、多種多様なエロな言い替えが可能。
・ヴァル・パスクチ(2005〜2006):「パスクチ醤油」という伝説のダジャレで印象に残る。WBCイタリア代表として、2回連続出場。
・チェイス・ランビン(2009〜):まだシーズン中ながら、すでにネタの域に達している。ファンの間ではヒーローインタビュー後のダンスが有名だが、それもあと何回観られるものか。
・ジェフ・バリー(2000):もう誰も覚えていないであろう、2000年1シーズンの助っ人。ブルーノートを使った応援歌が、とっても妙だったことを覚えている。
どうです? みんなファンキーでしょう? 特にパスクチからランビンとくる流れはうさんくさくってしょうがないですね。というわけで、すべての千葉ロッテファンと、ここに入れるのもためらわれた1996年、伝説の助っ人2人組「ジャックとスパイク」に捧げます。。
♪スージー鈴木(左投右打)
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