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WBCと高校野球

「地元」のチームに容易に感情移入できて、
なおかつ、一戦必勝のトーナメント(WBCは擬似トーナメントだが)。
日本人は、やっぱりこういうものが好きなんだろうか。

要するに、WBCは高校野球なのである。
逆に考えれば、
アメリカ人にWBCのウケが悪いのは、彼らの野球文化に「高校野球」がないからだ。

そういうわけで、高校野球に例えてみればこんな感じではないかと。

・日本=広島商(伝統のスモール・ベースボール&精神野球)
・韓国=智弁和歌山(パワフルな打撃と憎々しいほどの勝負強さ)
・キューバ=明徳義塾(隔離された環境で純粋培養されたエリート集団)
・アメリカ=早稲田実(強さと脆さが同居する、都会のブランドチーム)
・ベネズエラ=今治西(存在は地味だが質の高い野球を展開する、田舎の実力校)
・プエルトリコ=沖縄水産(本土への対抗心に燃える、島の団結力)
・ドミニカ=青森山田(優秀な野球留学生を揃えるが、まとまりを欠き勝ちきれない)
・メキシコ=日南学園(ベスト8の壁が破れない。トップレベルまであと一歩)
・オランダ=新湊(大健闘の無名校)
・南アフリカ=新潟県代表(実力不足!)

(オースギ)


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2009年03月18日 00:55に投稿されたエントリーのページです。

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