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2008年01月 アーカイブ

2008年01月07日

明けましておめでとうございます

世界各地にいらっしゃる野球ファンの皆さん、新年明けましておめでとうございます!

今年一年も野球のために生きていきましょう!

世界平和は野球から。


野球万歳!

2008年01月10日

人的補償はホントに大貧民といえるのか!?

先日漫画家やくみつる氏が面白いことを話していた。
日本プロ野球のFA制度による人的補償はまさにトランプの大貧民だと。
なるほど言い得て妙である。
しかしそこはへそ曲がりな野球浴。
果たして本当なのだろうか。
過去から遡って検証してみた。

1993年オフからスタートした現行FA制度。
初の人的補償となったのは1995年当時日本ハムのエースレフティであったゲンちゃんこと河野博文投手が讀賣に移る代償としてまだ一軍経験のなかった川邊忠義投手を指名したことから始まる。

【1995年】

◎日本ハムファイターズ・河野博文投手⇔讀賣ジャイアンツ・川邉忠義投手

▼移籍後の成績▼
河野→移籍年、39試合に登板し、6勝1敗3セーブを上げ同年の最優秀中継ぎ投手賞を獲得。中継ぎエースの座を不動の物にしたものの3年後、自由契約となり千葉ロッテへ移籍。

川邉→移籍年、日本ハムで一軍初登板を果たすと、5月19日の千葉ロッテ戦で初勝利。先発や中継ぎとして活躍した。1997年は再び一軍登板なし。そのオフに自由契約となり、引退。

▼評価▼
日本ハム貧民


【2001年】

◎中日ドラゴンズ・前田幸長投手⇔讀賣ジャイアンツ・平松一宏投手

▼移籍後の成績▼
前田→主に中継ぎに固定され毎年のように50試合前後に登板し、2004年までは防御率2点台から3点台と比較的安定していたが、2005年には4.65、2006年は7.23と年々悪化。2007年は僅か15試合の登板に終わり、存在感を示すことはできなかった。

平松→中継ぎやローテーションの谷間として存在感を示すが、2005年は層の厚い投手陣に阻まれた。2005年オフ、トレード要員で契約しない方針であることを通告される。同年12月、自由契約となり現役引退。2006年より古巣巨人の打撃投手となる。

▼評価▼
中日貧民


◎オリックス・ブルーウェーブ・加藤伸一投手⇔大阪近鉄バファローズ・ユウキ投手

▼移籍後の成績▼
加藤→FA移籍前年は11勝を挙げ、獲得に乗り上げた大阪近鉄も先発の柱として期待したが、移籍後3年間で8勝10敗という期待倒れに終わる。

ユウキ→移籍年、登板した土曜日に7連勝を記録し、一躍チームのエース候補に挙がったものの、その後は故障を繰り返し、昨年までで移籍後16勝に終わっている。

▼評価▼
大阪近鉄大貧民


【2005年】
◎中日ドラゴンズ・野口茂樹投手⇔讀賣ジャイアンツ・小田幸平捕手

▼移籍後の成績▼
野口→移籍後先発の座はおろか中継ぎでもアップアップの状態。年俸もいつのまにか推定2500万円に急降下。

小田→移籍当時、落合博満監督をして、「なぜ彼がプロテクトされなかったのか不思議だ。彼ほどの選手をドラフトで取ろうとすれば、1億円の契約金が必要だ」「人的補償で残っているとは思わなかった。これが最大の補強だ」と言わせ獲得を即決させたというエピソードが残っているが、ここ2年の結果をみればエース捕手・谷繁の二番手として健闘しており、チームのムードメーカーにもなっている。

▼評価▼
讀賣大貧民


◎西武ライオンズ・豊田清投手⇔讀賣ジャイアンツ・江藤智内野手

▼移籍後の成績▼
野口→讀賣の看板が重いのか、それとも往年の力が落ちたのか抑えの切り札として起用はされず、もっぱらセットアップにまわっている。讀賣2年間の成績3勝9敗17セーブ。

江藤→2年越しでようやく350本塁打を放ったのが移籍後唯一のニュース。主として代打の起用が多い。

▼評価▼
目くそ鼻くそ


【2006年】
◎讀賣ジャイアンツ・小久保裕紀内野手⇔福岡ソフトバンクホークス・吉武真太郎投手

▼このケースはFA移籍といっても、実質“リース契約満了のためお返しします”的なため、判断材料にならず。吉武は実質的無償トレードと考えた方がベターであろう。


と、ここまで考察したところ、どう見ても2勝2敗1引き分けとやく氏言う、引き抜かれたチームはカスカードをもらう“大貧民”とは決して言い表せないことが分かる。

得てして旧所属チームで臭い飯を食わされてきた選手の方が新環境を与えられてノビノビとプレーできるということが証明されたことにもなったわけである。

今年もまた阪神タイガース・赤松真人外野手、そして埼玉西武ライオンズ・福地寿樹外野手が請われて新天地でプレーすることが決定している。彼らの更なる活躍を期待したいものである。もちろん新井外野手も石井ピン投手も応援してますよ!


(竹)

2008年01月29日

名古屋ご当地ソング

一説によると、燃えよドラゴンズではないかと。
いやいや、こんな歌もあったのです。
曲中にあの人の名、そしてあの場所が…。

御堂筋ブルースバンド
野本有流(V/G)、田中晴之(G)、土井淳(P)
~2008.1.26名古屋・今池 パラダイスカフェ21にて


(竹)

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