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左はボケで、右はツッコミ

ですよね、普通は。
人生幸朗・生恵幸子も、ツービート(きよしの役割は一応ツッコミ=「よしなさい」)も、
ダウンタウンも、チュートリアルも。

それが野球と何の関係があるかって?

チーム編成に対する好みは野球好きそれぞれにあると思いますが、
ワタシの場合、「同じチームに左腕と右腕のエースが並立する」という状態が、
結構好きなんですね。
ごく最近でいうと、日本ハムの八木とダルビッシュ。

この2人のキャラを眺めていて、ふと頭に浮かんだのが
「八木はボケで、ダルビッシュはツッコミだよなぁ」。
八木は左で、ダルビッシュは右。
それが唐突に、漫才の「立ち位置」につながったわけです。
我ながらアホですね。何の生産性もない思い付きです。

しかし一旦思いついたら連想は止まらないもので、
他チームにもこの図式を当てはめていくと……。

山本昌(左・ボケ)-川上憲伸(右・ツッコミ)
和田毅(左・ボケ)-斉藤和巳(右・ツッコミ)
高橋尚成(左・ボケ)-上原浩治(右・ツッコミ)
下柳剛(左・ボケ)-福原忍(右・ツッコミ)

どうですか。あくまでニュアンスですけど、
なんとなくアリな感じはしませんか?

その一方で、
ボケ(石井一、藤井、石川)は豊富なのにツッコミのいないヤクルトとか、
ツッコミ(清水直、小林宏、小野)は豊富なのにボケのいない千葉ロッテとか、
各チームの台所事情が見えてくるのもおもしろいところ。

この図式を古今東西のプロ野球にも敷衍すると、さらにキリのない事態と相成ります。

高橋一三(左・ボケ)-堀内恒夫(右・ツッコミ)
安田猛(左・ボケ)-松岡弘(右・ツッコミ)
松本幸行(左・ボケ)-星野仙一(右・ツッコミ)
工藤公康(左・ボケ)-東尾修(右・ツッコミ)
梶本隆夫(左・ボケ)-米田哲也(右・ツッコミ)
新浦寿夫(左・ボケ)-小林繁(右・ツッコミ)
ランディ・ジョンソン(左・ボケ)-カート・シリング(右・ツッコミ)
アンディ・ペティット(左・ボケ)-ロジャー・クレメンス(右・ツッコミ)
フェルナンド・バレンズエラ(左・ボケ)-オレル・ハーシュハイザー(右・ツッコミ)

最後に、所属チームは違うとはいえ、
今年はずっと「対」で扱われるであろうコンビを最後に。

井川慶(左・ボケ)-松坂大輔(右・ツッコミ)

(大)

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コメント (3)

両手投げで有名(?)な、元南海の近田豊年は、ボケてからつッこむ、いわば「ノリつっこみ」でしょうか?

近鉄時代の

仰木彬(ボケ)権藤博(ツッコミ)

というのもアリでしょうか。

オースギ:

近田っていましたねぇ。ボケ・ツッコミ両刀という意味では「一人やすきよ」あるいは「一人笑い飯」みたいなものでしょうか。

「仰木・権藤」に対応するコンビは、近年ではやっぱり「星野・島野」ですよね。この人たちは、夫婦漫才ですね。大助・花子みたいな。時節柄、どっちが大助かは発言を慎みますが。

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2007年02月08日 10:38に投稿されたエントリーのページです。

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