さて「野球浴」ではキャッチボールの楽しさや大切さを何度か取り上げてますが、今日は「野球浴・キャッチボール推進委員会(?)」の教科書となる本をご紹介しましょう。
その紹介したい本とは元ヤクルト・スワローズ選手でスポーツキャスター、現在セガサミー野球部監督として活躍中の青島健太氏の著書「父と子のキャッチボールのススメ」
この本は長嶋一茂、ダンカン、ソフトボールの安藤美佐子らと対談形式で、父親とボールゲームとの関わり、キャッチボールの思い出を語っていくもの。青島健太氏の半生も書かれています。
内容についてはぜひ買って頂きたいので割愛致しますが、ダンカン氏との対談は子が父を超える時の切なさ(ある種の嬉しさ)を感じましたし、安藤美佐子との対談の最初のあたりは草野球をやってる皆さん全員に読んで頂きたいと思う一節があります。
そしてこの本が「教科書」と呼べる程素晴らしいのは、巻末にキャッチボールの仕方を絵図でやさしく解説している事。
ボールの正しい握り方・捕り方・投げ方が書かれているので、キャッチボールをやった事がない人、うまくできない人にもお勧めの一書。
また普段何げにキャッチボールをしてる人も一読の価値ありです。
読み終えた時にはキャッチボールがやりたくなります。そんな一冊です。
(カン)