さて球場で流す音楽について先日お伝えしましたが、それをどうやって流すのか?と言うと幾つかの方法があります。
・CD-RやMDに記録してラジカセで流す
・iPodなどを使って流す
・PCを使って流す
まあ正直この3つしか選択肢はないのですが、CD-RやMDは音出しまでに時間がかかる。
iPodは結構便利ですがスポーツの最中の操作には小さすぎて案外不向き。曲を選んでる間に打席終了という事も。
また砂埃や炎天下、時には夕立と言った劣悪な環境でPCを使うのは論外。
「それでも音出しして遊びたい!」という方にお勧めしたいのが、サンプリングマシン。
元々は音楽制作の現場で使う機械で、この機械に音や曲を録音してボタンを押すと瞬時に再生されるというもの。アマプロ問わずのアーチストやDJに愛用されている機械ですが、今回紹介のローランドのSP-404は「野球浴」的にお勧めの一台。
このサンプリングマシンは大きさが弁当箱ほど、見ての通り1から12まで振られた「パッド」にそれぞれ音を記録できます。
録音方法は簡単、CDと接続してあとはサンプリングマシン本体の録音ボタンを押すだけ。
さらに別売のコンパクトフラッシュを装着すると最大96個の音を記録出来るスグレもの。記録出来る音の長さも問題ありません。
例えば打席に立つときの出囃子やホームランのファンファーレ、ピンチを凌いだ時の曲、あるいは「YMCA」や「Take me out to the ballgame」などを本体に記録しておけば、ボタン1つで簡単に音出しできます。
ツマミが沢山あるので悩んでしまうかと思いますが、実際に音出し遊びで使う分には2つか3つですので、ちょっといじれば誰でも操作できます。
特にボタンが大きいので、簡単に素早く音が出るのはありがたい事です。
このSP-404最大の売りは電池で動くこと。SP-404から出した音をラジカセなどに繋げば電源のない河川敷のグランドもメジャーのスタジアム気分になれます。
数年前に出たSP-202は私も所有してましたが使いやすさとタフさは申し分がありませんでしたが録音時間に不満があり、記録容量が増えた後継機SP-303は電池駆動ではなくなったので余計に不満でした。
ですので電池駆動を復活して貰った製造元のローランドさんには拍手を送りたいと思います。
大きさも弁当箱ぐらいの大きさなので、そんなにかさばらないのも嬉しいですね。
ぜひ「音にも拘りたい」チームの皆さん!
SP-404で音のある野球生活しませんか?
そのうちマネージャー募集じゃなくて、グランドDJ募集というチームが現われるかも?