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2006年11月 アーカイブ

2006年11月12日

時代はハンカチから手拭いへ

今夏の甲子園を沸かせ、一大ブームとなった青いハンカチ。
マウンドに立つ早実・斉藤投手が後ろポケットからスっと出し、顔を拭く姿に世の女性のハートは釘付けとなりました。
それからというもの多くの男性は挙って青いハンカチを求めて街の百貨店に繰り出したわけですが、野球浴スタッフはそんなものには目もくれません。汗を拭くよりマウンド上で変化球の投げ方を学ぶ和てぬぐいに注目しちゃいます。

代官山に本店を置く手拭い専門店「かまわぬ」(http://www.kamawanu.co.jp/)で扱う数多くの和手ぬぐいの中で一際輝く『投球手習帳』。4シーム、カーブ、シュート等、12種類の握りの柄が染め抜かれている秀逸の品。


マウンド上で汗を拭くフリをして投げ方をマスターする、これを一石二鳥と言わずして何と言う!さあ手習帳を急いで入手し七色いや12色の変化球を操って相手打者を翻弄しよう!

2006年11月13日

ハワイ ウィンターリーグ情報(1)

9年ぶりに復活したハワイウィンターリーグが現在ハワイ・オアフ島で行われています。
このリーグは現在の球界を支えるスタープレーヤーを数多く輩出し、若手選手の“登竜門”となっており、今回も10球団合計32選手が4チームに分散し、メジャーリーグチームに所属する金の卵たちと熱い戦いを繰り広げています。

ノースショア・ホヌにはあの剛腕ロジャー・クレメンスの息子コビーも参加しており、父親がわざわざ息子らチームの為に打撃投手をかってでたのは地元でも大変話題となったようだ。中日ドラゴンズから参加している堂上内野手も突然のクレメンス登板に面食らったとか。
このリーグは10月1日から開始しており、今月の月22日まで開催されている。

▼公式ページ : http://www.hawaiiwinterbaseball.com
サイト内には現地に行かなくても同リーグ関連のグッズが購入可能!
グッズマニアにはたまらない逸品ばかりだ!

ハワイウィンターリーグを詳しく扱うこんなサイト発見。
▼sportsnavi : >http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hwb_k30


今シーズンのロースターです。
楽天・一場のように速攻帰国した輩もいましたが…。
http://www.npb.or.jp/winterleague/2006players.html

2006年11月14日

ファンは懐古主義的商品を熱望&切望する

野球グッズを見ていていつも思うのが、何故現在のバージョンしか販売しないのかという疑問。
身売り等、親会社が変更した場合はともかく何十年とチーム名が変わらないチームなどは歴代の素晴らしいデザイン(中には封印してくれてお礼を言いたいモノもあるが)を常時商品化して販売してもらいたい。
横浜、阪神あたりが70年、80年代レプリカユニホームを販売したことは記憶に新しいところだが、今年名古屋三越で中日ドラゴンズ優勝イベントの一環として、創立70周年でもあった中日を祝うかの如く、9通りの歴代ユニホームをデザインしたTシャツをプレゼント。




唯一日本一となった1952年のデザインからドジャース型デザインまで、中には英字でドラゴンズの綴りがDoragonsとなった1948年版はドラファンならずとも入手したくなるようなTシャツであり、お金を出せば買えるという品でなかっただけに反響が大きかったことを覚えている。
そこで提案!どのチームも懐古主義的商品をラインナップしてくれることを要望したい。
ユニホームはもちろんのこと、帽子、ジャンパーも手に入れたいものである。
個人的にはマーチン、モッカが活躍した袖にブルーラインが末広がりするユニホームの再販化を切に希望したい。各球団営業の方々、実現化首を長くしてお待ちしていますゾ。

2006年11月15日

キャッチボールの重要性

皆さん、近頃キャッチボールをしているシーンを目撃したことってありますか?
私の住む家の前には小学校があり、かなり広い校庭が整備されています。
一昔前は子供が挙って場所取りをして野球をプレイしている光景を見たものでしたが、最近は人影すら見ない日もある状況…。かなり憂いを感じます。
父親の帰宅を待って日が暮れるまで道端でキャッチボールしていた、そんな話はもう過去の事なのでしょうか?最近では公園ですら危ないという理由でキャッチボールが禁止されているらしい。
キャッチボールのどこが危ないって言うのさ。いやホント。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20061110ddm013100044000c.html

規制緩和らしい。この話自体、キャッチボール肯定につながる朗報なのだが、今となってはまず親子キャッチボールをどう普及させていくかにかかっているのではないかと思う。ボールを満足に投げられない親が急増中だとか。

最近子供の自殺話をよく耳にする。それは子供から発信されている危険信号を親が察知していないことにつながる話。子供は日々成長する。親としては例えカラダがだるかろうが、仕事に追われていようが、なんとか時間を見つけ出して子供と触れ合いたい。これが普通の親の考えであって、何も難しいことではないと思う。キャッチボールとはボールも投げるが心も投げ合うもの。
親子コミュニケーションを確立させる最良手段としてキャッチボールを選択すべきではないでしょうか。毎日5分、10分でもキャッチボールをもって子と接する。そうすれば我が子が発するシグナルは容易に見分ける眼力が育んで行くはず。

プロ野球選手会も現状を憂いてか来月3日ファン感謝祭を開催。その中で選手とのキャッチボールやトークを楽しむことができるという。また選手会主導でどこでキャッチボールをしても安全な柔らかいボール『ゆうボール』を開発、普及活動を行っている。


<FAN FESTA 2006>
▼日時:12月3日午後2時から
▼場所:品川プリンスホテル
▼参加プロ野球選手:東京ヤクルト・宮本内野手のほか、阪神・赤星外野手、北海道日本ハム・森本外野手ら現役24人が参加。
▼参加概要:無料だが、招待券が必要。希望者は同選手会「LOVE BASEBALLサイト」(http://www.lovebaseball.jp)へ。締め切りは15日。応募者多数の場合は抽選。

是非行政には早急にキャッチボール可能な街の環境整備を行ってもらい、街角から多くの親子の笑い声が聞こえる、そんな世の中になってもらいたい。そう願っています。

2006年11月16日

野球音楽~出囃子アレコレ~

野球浴スタッフの多くがスローピッチソフトボールという老若男女が楽しめるボールゲームを愛甲ではなく愛好しています。ただ単にプレイするだけでは飽き足らずメジャーリーガー風のコスプレに走ったり、時には誰もいないスタンドにボールを投げたりもするおかしな集団なのですが、ゲーム進行はプロ並みに音も演出の一つと捉え、イニング間やバッター毎に出囃子的音楽を流すことを楽しんでいます。

読者の中には草野球を楽しんでいる方も多いことでしょう。シーンとした中でプレイするより絶対音楽流しながらボールを追いかけたらどれだけ楽しいことやら。

そこで野球浴スタッフが厳選した野球音楽CD(といっても洋楽ね)をご紹介!
まずは最近メジャーリーグのボールパークで流れている曲を入手したい方にオススメなのがコレ。


【Stadium Anthems】

1. We Will Rock You
2. Zombie Nation
3. Body Rock
4. Because We Can Can
5. Unbelievable
6. Rock Star
7. Get Ready For This
8. Start The Commotion
9. You Dropped A Bomb On Me
10. Celebration
11.Rock'n & Roll (Part 2)
12. Gonna Make You Sweat
13. Power
14. Cotten Eyed Joe
15. Who Let The Dogs Out
16. We Are Family
17. Blitzkrieg Bop
18. Get Loose

1曲目はおなじみのクイーン!チャンスになった時あの♪ガンガンガンっ!♪と鳴り響く重低音
は気持ちが高ぶり、一発ホームランって気にさせます。
2曲目はメジャーリーグの各球場でもよくかかる一曲。ホームチームが大量得点をゲットした時やピンチをしのいだときなどにガンガンかかっていますね。


また定番を求める方にはこちらがベストですね。
スポーツの定番中の定番と呼ばれるモノが集約されている一枚といっても良いでしょう。

【Jock Rock, Volume 1】

1. And the Home of the...
2. We Will Rock You
3. Charge
4. Blitzkrieg Bop
5. Rock & Roll, Pt. 2
6. Let's Go!
7. Mony Mony
8. Shotgun
9. He Shoots! He Scores!
10. I Got You (I Feel Good)
11. Who Wants a Hotdog?
12. Tequila
13. Make Some Noise
14. Dance to the Music
15. Born to Be Wild
16. Dee-Fense!
17. What I Like About You
18. Shout
19. Takin' Care of Business
20. Three Point Goal!


カッコいい歌ばかり流しても面白くありません!

【浪花のモーツァルト・キダタローの全て】

【DISC1】
01かにの網元
02日清チキンラーメン(公園編)
03日清冷メン
04日清和風チキン
05日清チキンラーメン
06日清すきそば
07日清ランチ
08日清出前一丁
09日清みそ味一丁
10日清やきそば(登山篇)
11日清やきそば(サイクリング篇)
12日清やきそば(グライダー篇)
13日清やきそば(いかだ篇)
14朝倉商事エールック
15日本海みそ~冬/春/夏/秋
16かに道楽
17えび道楽
18いけす道楽
19いづもや
20くいだおれ
21551蓬莱
22千房「やきやきシャンソン」
23千房「私食べごろよ」
24有馬兵衛向陽閣
25芦原温泉ホテル八木
26ナニワ商会 〈企業社歌・校歌・市歌篇〉
27地底のランナー
28がんこ寿司社歌「がんこ道」
29コープソング「ねえ手をつないで」
30フジキン・イメージソング「にんげんだから」
31アカデミーゴルフ社歌「アカデミー讃歌」
32551蓬莱社歌
33関西銀行行歌
34新日鐵堺製鐵所応援歌
35大阪歯科学院専門学校校歌
36荻野小学校校歌
37荻小おんど
38細河中学校校歌
39ああ尼崎市民家族
40四条畷市歌「いまここに」
41新庄音頭
42商学院歌
43おまけ

【DISC2】
01プロポーズ大作戦
02三枝の国盗りゲーム
03タイム6
04笑って笑って30分!(仁鶴篇)
05笑って笑って30分!(コメディNo.1篇)
06笑って笑って30分!(敏江、玲児篇)
07夫婦でドンピシャ
08ラブアタック!
09ただいま恋愛中
10合コン合宿解放区
11プロポーズ大作戦(別テイク)
12ABCヤングリクエスト(奥村チヨ)
13ABCヤングリクエスト(岡本リサ)
141010ABC
15きこうABC(スリー・グレーセス)
16大阪国歌
17ノンストップゲーム
18爆笑寄席
19花の新婚!カンピューター作戦(オープニング)
20花の新婚!カンピューター作戦(唄入りテーマ)
21トナリnoとなり
22あどりぶランド
232時のワイドショー
24ザ・恋ピューター
25帰ってきた歌謡曲
26全日本歌謡選手権
27エポックテン
28トーク!得TVショッピング
29ふるさとのはなしをしよう(北原謙二)
30王子動物園の唄(浜崎純一)
31おめでとうのうた(大杉久美子)
32ちびっこの子守歌(藤田まこと)
33季節銘記(ときめき)(芹洋子)
34花の定期便(笑福亭仁鶴)
35アホの坂田(前田五郎・坂田利夫)
36人生わらべ唄(藤岡琢也)
37タイガース音頭(中村鋭一とサウンド・フォー)
38好きなら好きというてんか(海原さおり・しおり)
39虫けらの唄
40悪友の唄(藤岡琢也)
41河内の子守唄(バーブ佐竹)
42大阪は第二の故郷(笑福亭仁鶴)
43人情縄のれん(中村美律子)
44おまけ

コレは既に廃盤となっており、なかなか入手は難しいのですが、40~50代の笑いがわかる方なら
腸捻転を起しかねない曲が勢ぞろい。ヤフオクや街の中古CD屋で辛抱強く探すに値する一枚で
あるのは保証します。

次回グラウンドに出向く時はCDラジカセ持参で是非野球を楽しみましょう!

2006年11月17日

スタンドで観戦も出来ます!スローピッチソフトボールのイベント紹介

昨日お伝えしたスローピッチソフトボール。我が野球浴スタッフの多くが愛甲・・・じゃなかった愛好してると昨日お伝えしましたが、実際にどんなゲームなのか?と簡単に説明しますと

・山なりのゆっくりした投球を打って楽しむ。だから初心者でも打つ快感が楽しめる。
・10人制。10人目の野手はフェアゾーンなら何処を守っても良いので攻守交代が早い。
・盗塁やパスボールがない。チームプレーを要求されないのでレクリエーションスポーツとして最適。

という感じでやっておりますが、野球浴スタッフがお勧めするのは12インチ硬球を使用するスローピッチソフトボール。これは一度ハマると最高に面白いです。
何と言っても打った時の感触は最高です。
これはゴムボールでは決して味わえません。

そんなスローピッチソフトボール、一体どんなゲームだか想像付かないという方は、明日18日(土)の11時より東京・新小岩にある私学事業団野球場にて行われます「東名ハイウェイシリーズ」の観戦をお勧めします。


今年はムーンライトリーグ(http://www.moonlightleague.com)所属の3チームと、名古屋からDDFルーズソックス(http://www.sun-inet.or.jp/~mlbddf/ddfrs.html)が参加してワンデイトーナメントが行われます。
東名ハイウェイシリーズは昨日の記事にもありましたが音楽あり笑いあり、そしてカッコイイユニフォームありとエンタテインメント性抜群の「魅せる」試合になる事請け合い。

百聞は一見にしかず、私学事業団野球場はスタンドもありますので週末はぜひスローピッチソフトボールを観戦しに来ませんか?
そして来年は一緒にプレーしましょう!

追伸:今回の「東名ハイウェイシリーズ」は竹内プロデューサーをはじめ野球浴スタッフの多くも出場しますよ。

私学事業団野球場
東京都葛飾区東新小岩1-18-1
JR総武線新小岩駅北口徒歩7分
地図はこちら

2006年11月20日

気分はプロ野球選手かメジャーリーガー

さて球場で流す音楽について先日お伝えしましたが、それをどうやって流すのか?と言うと幾つかの方法があります。

・CD-RやMDに記録してラジカセで流す
・iPodなどを使って流す
・PCを使って流す

まあ正直この3つしか選択肢はないのですが、CD-RやMDは音出しまでに時間がかかる。
iPodは結構便利ですがスポーツの最中の操作には小さすぎて案外不向き。曲を選んでる間に打席終了という事も。
また砂埃や炎天下、時には夕立と言った劣悪な環境でPCを使うのは論外。

「それでも音出しして遊びたい!」という方にお勧めしたいのが、サンプリングマシン。
元々は音楽制作の現場で使う機械で、この機械に音や曲を録音してボタンを押すと瞬時に再生されるというもの。アマプロ問わずのアーチストやDJに愛用されている機械ですが、今回紹介のローランドのSP-404は「野球浴」的にお勧めの一台。

このサンプリングマシンは大きさが弁当箱ほど、見ての通り1から12まで振られた「パッド」にそれぞれ音を記録できます。
録音方法は簡単、CDと接続してあとはサンプリングマシン本体の録音ボタンを押すだけ。
さらに別売のコンパクトフラッシュを装着すると最大96個の音を記録出来るスグレもの。記録出来る音の長さも問題ありません。

例えば打席に立つときの出囃子やホームランのファンファーレ、ピンチを凌いだ時の曲、あるいは「YMCA」や「Take me out to the ballgame」などを本体に記録しておけば、ボタン1つで簡単に音出しできます。
ツマミが沢山あるので悩んでしまうかと思いますが、実際に音出し遊びで使う分には2つか3つですので、ちょっといじれば誰でも操作できます。
特にボタンが大きいので、簡単に素早く音が出るのはありがたい事です。

このSP-404最大の売りは電池で動くこと。SP-404から出した音をラジカセなどに繋げば電源のない河川敷のグランドもメジャーのスタジアム気分になれます。
数年前に出たSP-202は私も所有してましたが使いやすさとタフさは申し分がありませんでしたが録音時間に不満があり、記録容量が増えた後継機SP-303は電池駆動ではなくなったので余計に不満でした。
ですので電池駆動を復活して貰った製造元のローランドさんには拍手を送りたいと思います。
大きさも弁当箱ぐらいの大きさなので、そんなにかさばらないのも嬉しいですね。

ぜひ「音にも拘りたい」チームの皆さん!
SP-404で音のある野球生活しませんか?

そのうちマネージャー募集じゃなくて、グランドDJ募集というチームが現われるかも?

2006年11月21日

消える魔球は3回まで!~幼心を熱くした野球盤

本日は泣かせるサイトをご紹介!
野球を愛する者なら必ず一度は熱くなった野球盤


“開場”となった歴史は古く昭和33年5月エポック社創業と同時に日本初の本格的ゲームとして発売された。
ちなみにこの年はミスターG長嶋茂雄が入団した年でもあり、野球というスポーツが庶民の間でかなりブームになっていたことと推測される。

エポック社HPによると初期版は60cm×60cmの木製でサイズは歴代最も大きな野球盤だったとか。
当時箱庭の野球場しかなかった日本プロ野球界。せめて野球盤だけでも大リーグ(メジャーリーグとは呼ばない)に追いつけ追い越せと開発者は思っていた、のかどうかは定かじゃない。
また盤に乗せるプレーヤーはこけし人形だったというから時代を感じさせる。

エポック社創立と同時に発売され、当初月産2000台の高級ゲームとして販売されたそうで、
初期版には変化球機能はまだ搭載されてなく、直球勝負オンリーの仕様!
なんとも男心をくすぐるシンプルな機能ではないか。



【初代野球盤】


【編集部員が初めてプレイした野球盤】


あくまで想像だが野球盤が最も売れたのはあの幻の変化球“消える魔球”が導入された時ではなかろうか。
そういえば対戦相手と『消える魔球はイニング3回まで』とかゲーム前に必ず取り決めしていたっけ。


【野球少年のハートをえぐった消える魔球付野球盤。メトロポリタン美術館に収蔵されてもおかしくないぞ!】


現在販売中のモデル、消える魔球はもちろんのこと、選手人形が野球盤初の立体人形で実際に投げ・打つ動作をする「アクションフィギュアシステム」や「守備位置変更機能」が装備され、約半世紀の歴史を持つ野球盤の唯一の欠点であった『静』から『動』への対応が追加。まさに画期的な野球盤革命が施されている。

また投球装置が盤面下に置かれ、ファールポケットが設置されるなど、スムーズに試合ができるようになり、試合時間短縮にも役立っている。



【昨年発売された現行モデル】


どうすればホームラン連発できるか、唸るような剛速球が投げたいっ!と競って闘った野球盤。ここまで読んで今再び心に火がつきそうな気がしませんか!押入れの奥にしまいこんであったらすぐに引っ張り出しましょう!今日からプレイ再開ですよ!

読者の皆さんの中でオリジナル秘投・秘打を持っているという方いらっしゃいましたら是非ココに書き込み下さい。お待ちしています!

2006年11月22日

アングリー・ビルは松坂大輔に夢を見るか?

おそらく、これほど日本人がレッドソックスに関心を抱いている時期はないでしょう。

そんな今だからこそ、見てほしい映画があります。
映画とレッドソックスといえば、近年公開された
『Fever Pitch』(邦題『2番目のキス』=ひどいタイトル!)を思い浮かべる向きも
多いでしょう。
まあ、アレも悪くはないんですけど、今回紹介するのは違います。

タイトルは『Still We Believe, Boston Red Sox Movie』。



内容を要約すると、2003年のレッドソックスとそのファンの姿を追った
ドキュメンタリー映画であります。

03年というのは、宿敵ヤンキースと戦ったALCS最終戦で、
優柔不断な某監督がペドロ・マルチネスを続投させたあげく、
痛恨の逆転負けを食らったシーズン。

日本人的には、松井秀喜がその試合で
ホームインの瞬間にガッツポーズをしたことで記憶されているんでしょう。
要するに、レッドソックス的には最悪の幕切れをした年であると。

日本のプロ野球でいえば、
1973年に阪神×巨人最終戦(勝ったほうが優勝)で巨人が勝った年の阪神ファンの、
あるいは1994年の中日×巨人最終戦(勝ったほうが優勝)で巨人が勝った年の中日ファンの
ドキュメンタリーと考えてもらえばよろしいでしょう。
つまり、あらかじめ悲惨な結末が待っていることを誰もが知っているエンタテインメント。

筆者は04年春にボストンへ行った時、幸運にもこの映画を見ることができました。
場内は要所要所で笑いの渦。つまり“ファンの機微”をちゃんと描写していることが
体感できましたが、中でも白眉だったのが“Angry Bill”と紹介されているオッサン。

高血圧に悩む中尾彬みたいな風貌のこのオッサン、
生まれついてのレッドソックス狂なんですが、
そのせいなのか、骨の髄からの悲観主義者。
毎夜、自宅の居間でレッドソックス戦に釘付けになるビルなんですが、
レッドソックスが1点でもリードを許すと、ソファから立ち上がって絶叫するわけです。


「This game is over!」


もうね、この様に場内爆笑なわけですよ。
つまり、これがレッドソックスファンの、ある種の“典型”なんです。

松坂大輔は、こういうファンが取り巻くチームに、
とんでもない金額と一緒に入団するわけです。
フェンウェイ・パークを埋め尽くす猜疑心の塊みたいな群集の中で
投げるという重さ。それを、日本のメディアはどこまで理解しているんでしょうか。

でも、この映画を見ればわかるはずです。
レッドソックスファンは、誰よりも「勝ち」に飢えている反面、
誰よりも「負け」に寛大であるということも。

ちなみに、「リージョンコードなんて関係ないもんね」という方は、
このURLをご参考にどうぞ。

2006年11月23日

野球漫才、そのすばらしき世界。

まいどー!

このコーナー、お初のお目見えです。「野球音楽の殿堂」でおなじみの(?)スージー鈴
と申します。

さて、涙なくしては観られない名作、映画『木更津キャッツアイ・ワールドシリーズ』の件や、いま文壇でもっとも野球な作家、奥田英朗氏について書こうかと思ってましたが、やっぱりマニアックにハズシにかかろうということで、路線変更。

野球漫才「ストリーク」について。



しかし…です。本当にマニアックなのかは疑問です。というのは、関西圏ではすでに一定の評価を得ているようで、昨年大晦日のMBS『オールザッツ漫才』で優勝しているぐらいですから(備考:賞金=20万円)。

さらに、しかし。関西圏ではまったく無名とも推測されます。というわけで、非関西圏&野球マニア(中国語では"球迷")の方々に贈る。っていうか、百聞は一見にしかず。コレ(あ、you tubeのリンクは、最近突然つながんなくなることが多いから、上のリンクも保証はしませんが……)。

要するに、野球マニアが野球マニアに贈る野球マニアのための、漫才。of the 球迷 by the 球迷 for the 球迷。

他にも野球ネタがたくさん。どっかのバカ野郎が自分のサイトにご丁寧にも書き起こしたのがあるんで(M-1グランプリ2004の敗者復活戦より)、それで確認をしていただければ、と。

残念なことに、結成後10年経っているらしく、もうM-1に出ることはできないようです(M-1最後のチャンスだった、昨年の敗者復活戦の映像はコレ)。いや、たいへん残念。

実はワタシ、関西生まれでありながら、現在は関東在住。というわけで、ストリークをほとんど観ることができないわけでして。あー新作が観たいよー。

うむ。この「野球浴」を盛り上げて、イベントを開催して、そこのゲストに来てもらうとするか。出囃子はもちろん『ダルビッシュ・ブルース』で。

2006年11月24日

10分100円、のんびり一休みしていきませんか?

映画『キャッチボール屋』のキャッチコピー。



『迷えるおとなたちの想いや悩みを受け止める、それがキャッチボール屋』とも書いてある。
おとなの心が癒えたら、それを子供に伝えないとね。
これって野球好きにとっては資本もいらないイイ商売かもよ!

一度休みの日に即席キャッチボール屋にチャレンジしてみよっかなと張り切る編集部T君でありました。

2006年11月27日

レジェンド達に逢いに行こう!

今年で無事6シーズン目を迎えたプロ野球マスターズリーグ。2001年に五つの理念の元、プロ野球OB達で構成したリーグです。チームは札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5チームがあり、プロ野球のオフシーズンである11月から1月までの3ヶ月間開催しております。(全20試合/リーグ戦)


いまだにあのマサカリ投法で有名な村田兆治氏(東京ドリームズ所属)は本日11月27日をもって満57歳を迎えてもなお夢の140㌔求めてビュンビュン投げまくり、張本勲氏(同チーム)も観客に“喝っ!”と言われるのを覚悟してまでバッターボックスに立ち続けている。懐かしのレジェンド達見たさに今年も大勢のファンが詰め掛けています。

また今年から無料でファンクラブ入会もできるサービスを開始。より一層マスターズリーグが身近に感じるよう営業スタッフの努力が伺えます。

お近くの球場にこの猛者らが訪れたら是非足を運びましょう!
そして息子や孫に話しましょう。『あの選手はね…』と。

“往年の偉大なる選手”を次世代に伝える。
これも一つのキャッチボールなのです。

2006年11月28日

今年の納会景品お勧めグッズ

さて草野球やソフトボールをされている方はそろそろシーズンオフの時期に差し掛かって来たと思います。
12月にチームの忘年会や納会というチームも多いことでしょう。
となると副賞の景品に悩まされる時期だと思いますが、今年の景品にこんなものはどうでしょう?という事で、日本にも発送してくれるアメリカのスポーツ通販サイト「eastbay」を編集部スタッフが覗いてセレクトしてみました。


Head Down Trainer

ぜひチームの失策王(できれば内野手)に送りたい一品。素人内野がエラーをする際の一番のミスは「アゴがあがる、ボールの見切りが早い」事にあります。
このサングラスは目の下の部分が黒く塗りつぶされているので、アゴを下げて、しかも打球を最後まで見届けないとボールが取れません。
このギアを貰った受賞者はオフ返上で守備力アップしましょう。
来年こそ目指せゴールデングラブ賞!


Digital Sports Techn Original Cleat Cleaner

スパイクの泥落としです。良くバットで叩いて泥を落とす人もいますが、あまり見ていて良い光景ではありません。道具は大事にしたいものです。
この品は特に今年、マンションや戸建ての新築物件を購入したタイトル受賞者(そんなもんいるのか?)に送りたい一品。
奥さんのために、ドロドロのスパイクはグランドでしっかり泥を落としてから家に帰りましょう?
チームの備品にも良いかも。


Easton Magnetic Lineup Board
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「俺何番だっけ?」「お、俺の打順?」って選手、チームに必ず1人居ませんか?
試合の流れを止めてしまって両軍から顰蹙もの。
でも正直スコアブックを見に行くのは面倒だったりします。そんな選手にプレゼントして毎試合持って来て貰いましょう。

ブランドに拘らなければ安い物もあります。

Sportime Starting Line-up Clipboard
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ナイキだ、アディダスだ、ミズノだ、ローリングスだ!と趣味嗜好が違う人が集まるチームでは、ブランドものを送るのは実際難しかったりします。
貰って嬉しいものは、やはり「日々何気に誰でも使えるもの」に尽きます。
ぜひ選択肢の1つに加えてみてください。

2006年11月29日

ONは、国民のオモチャではない

先週11月24日、『報道ステーション』のトップニュースは
「長嶋茂雄さんが久々に公の場で挨拶しました」。

他にもニュースはあるだろ、という感想は置くとしても、
問題は、「長嶋さんの元気な声を聞けて嬉しい」という姿勢で
これを報道するメディアのことなんであります。

たぶん、この日の「挨拶」をテレビを通して聞いた方も多いと思いますが、
あれが「元気な声」ですか?

おそらく、倒れた直後の状況を知っている人にとっては、
あのロレツの回らない口調でも、大いなる前進なのでしょう。
でも、例の甲高いトーンでよどみなく果てしなく喋り続ける
長嶋茂雄の声しか知らない我々にとっては、
あんな風にしか喋れないミスターの姿は
ショック以外の何ものでもありません。

70を超えた老人の、脳梗塞からのリハビリ「過程」を
公共の電波で流すことに、
いったい何の意味があるんでしょうか?
何も、長嶋の姿を(某巨大宗教名誉会長のごとく)一切表に出すな、
と言ってるわけじゃありません。
映像だけでいいじゃないですか。



これだけだったら「ああ、ずいぶん元気になったんだな」で済むはずです。
どうして「声」を聞かせる必要があるんでしょうか?

ワタシは長嶋世代でも長嶋信者でもありません。
むしろ、「長嶋」という存在が
プロ野球をいろんな意味で停滞させてきたと思っている人間です。
しかし、それとは別に思うところがあります。
私事で恐縮ですが、ワタシの父親は長嶋茂雄と同学年。
そして、長男であるワタシは一茂と同学年です。
だから言わせてもらいます。もう「長嶋」をショーウィンドーに飾るのはやめましょうよ。
ゆっくり休ませてあげましょうよ。

ほぼ同じ理由で、ワタシはソフトバンクも監督を交代すべきだと思っています。
本当に王貞治という人物を尊敬しているのだったら、
たとえ本人が「やりたい」と言っても、
総監督でも球団顧問でも何でもいいから肩書きを用意した上で、
現場の激務から遠ざけてあげるのが、人間としてのオーナーの仕事ではないですか。
そう思いませんか、孫“justice”社長?

ONは、身を削って野球界のために生きてきた人たちです。
だとしたら、2人の生命を搾り取るような真似を、
野球界は絶対にやってはいけないと思うわけです。
ゆっくり養生して、少しでも長生きしていただいて、
そしていつの日にか機会があれば、
↓のような形で現場に“降臨”していただければ、それでいいのではないですか?

2006年11月30日

「60億」と「30億」の使い道

西武と阪神に舞い込んだ、アブク銭。
ポスティングという制度が問題だらけだとしても、
天下のレッドソックスとヤンキースから堂々と巻き上げた銭なのだから、
遠慮なく使うべし。もちろん、野球のために!

ところが、新聞紙上に載った西武関係者のコメントはかくのごとし。
「(60億は)老朽化した西武ドームの補修費などに使われるだろう」
ワタシは情けなさのあまり、思わず電車を乗り過ごしましたよ。
いったい何を言ってるの、この人は?
選手を売って得た銭は、選手を買うために使うのが常識でしょうが!

松坂や井川を売り払って、それで得たものが
せいぜい球場の椅子のペンキ塗り替え程度だったら、
ファンが暴動を起こしますよ(というか、起こすべき)。
じゃあ、何をすればいいかって? 決まってるでしょう。
「メジャーのFA選手を獲りにいけ!」。

エースを獲られたのだから、こっちもエースを獲ってやればいい。
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各選手の今季年俸は、
ジートが790万ドル(約9億3千万円)、
シュミットが1050万ドル(約12億4千万円)、
ペティットが1643万ドル(約19億4千万円)。

全盛期を過ぎたとはいえ、こんなビッグネームが
「我がチーム」に入ったら、そりゃもうワクワク間違いなし!
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クレメンスが1800万ドル(約21億2千万円)、
マダックスが900万ドル(約10億6千万円)、
グラビンが999万ドル(約11億8千万円)。

抑え不在に悩むチームは、この人なんかうってつけ(ヒジの状態が心配ですが……)。
ガンエは1000万ドル(約11億8千万円)。
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そして真打は、歌舞伎町『ド●ファン』の常連としてもおなじみのこの人!
本塁打記録更新があるから難しいかもしれないけど、
「とりあえず1年でいいから、日本で楽しくプレイしてみません?」と誘ってみては?
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そのボンズ先生は1933万ドル(約22億8千万円)です。

ナンセンスなことを言ってると思われますか?
でもね、60億、30億の「資金」があれば、全員、雇えるんですよ。
もちろん、みんなFAだから相手球団にカネを払う必要もありません。
最悪、1シーズンだけだっていいじゃないですか。
プロ野球は夢を売る商売。
松坂や井川という、慣れ親しんだ「夢」がなくなったのなら、
新しい「夢」を導入すればいいんです。
ある意味、もう日米の野球界は「同等」なんですよ。
選手は堂々と海を越えて商売しているのだから、
フロントも堂々と渡り合って戦いましょうよ!

19年前、「FAで日本にやって来たメジャーの4番打者」
ボブ・ホーナーの3打席連続本塁打を神宮外野席で目撃したときの衝撃は、
今でも忘れることができません。
80年代にできたことが、21世紀にできないはずがない。そう思いませんか?

そういえば、ワタシの愛する東京ヤクルトスワローズも、
岩村ファンドから5億円くらいの配当金をもらったんだっけ。
5億かぁ……。↓この人だったら、買えるかも。
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(大)

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